そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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映画をみに町へでる時に本屋により、藤本哲明という詩人さんの『ディオニソスの居場所』を予約しに行こうと決めた朝にジム・ジャームッシュ監督『パターソン』に出会った。 小さな偶然が連なる。秋の陽射しのように短い時間から成り立っている映画は、映画館の外で赤くなり始めた葉に共鳴しているようだった。 なんでもない幸せと、何かを失う日。 ジム・ジャームッシュ監督がノートの白い紙に広がる可能性を描いた瞬間。 たまたま現代詩手帖を手にとり、藤本哲明氏の詩を読んだ冬の日を思い出した。 訪れた事のない明石の海が輝いていて、何かを失った後に人が再生していく時の言葉の力強さがそこにあった。 あの冬の日と重なる小さな偶然になぜか涙がでた。
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