そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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予告をみた時に「絶対観ます!」とスクリーンに約束した「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」。スティーブン・ダルドリー監督は「リトル・ダンサー」という映画を撮られていて、そちらはダンスに目覚めた少年が「男がダンスなんかするな!」という頭の固いバカオヤジ(失礼!)に負けずに自分の道を突き進みます。いや〜街中でダンスする場面は最高ですよ。
この監督は子供を主役にした映画を撮らせたらピカイチだと思う。 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の少年の追い詰められていく心理。表情。あの歳でこんなに演技できる子がいるんですね〜。びっくりしました。 監督さんは人間がこういった状況におかれたら、どんな行動をとるのか?とても真摯に描く方で、あ、こういうのわかるわーと共感できる部分がたくさんありました。 この映画凄く好きなんですが、題材が「9.11」だと何かひっかかってしまいます。映画の構成考えたらアメリカ中心の視点で描かれるのは当然なんだけど。 何故「9.11」が起きたのか?その後、何が起きたのか?全然触れられないと、ちょっと違和感を感じます。 「カンダハール」(モフセン・マフマルバフ監督)とあわせて観たくなってきました。
ベッドの知らない底の底から 軋んだ 夢の のこりが 凍った地面の上で またたいているから
まだ 僕たちだけは 夜をひきずっている 捻挫した時の 左足みたいにね おちゃらけ おちゃらけで つないでみた 気持ちは 手のひらの 雪の結晶みたいだね つなぎとめるものがほしいから 僕たちは 僕たちにしかわからない方法を使う 蛇使いの画集を 氷でおおわれたバスで しりとりのように 見つけらる事ができたなら つなぎとめる事ができるのにね
やんだ雪は ぼくたちの事を すこしだけ空へ近づけてくれるから
屋上 ぼくたちを 地上へ 戻そうとする生き物は 空雪に負けるに決まってるから 靴の中に忍びこんだ 空雪は冷たいだなんて思わない 真っ暗のグラウンドが 月みたいに 発光して まぶしいくらい その せいで ぼくたちは 違う ぼくたちの他の足跡が混じっているような気がするんだ でも もしも この 発光が届かない 硝子戸のなかで リコーダーを吹いているのが足跡の主だったとしても かまわない
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