そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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昔お世話になったご夫婦がお菓子屋さんを始めた…と聞いたのは数年前。 行こう行こうと思っていたのですが、山形に帰省する時は映画のハシゴをしている事が多くて、映画祭の時になると一日中映画館だし(笑)行く事ができなくて、やっと行く事ができました。 場所は住宅街。 地元でない方は地図で下調べをしたほうがたどりつきやすいです。 静かな住宅街で車の音がしないかわりに、お店の脇には小川が流れているので、水の流れる音が響いています。 お店は壁に黒い木をはりつけていて内装は白壁で、雪野原に落とした木炭みたいです。どんな人が設計したんだろ?。 お菓子の材料は地元山形の有機農業家の卵。小麦粉は国産。砂糖は北海道産のビート、グラニュー糖、沖縄産粗糖…と選びぬいた物ばかりです。お菓子のメニュー表はかわいいイラスト。中にはお菓子の写真と説明、材料が記されています。ご夫婦で毎日朝3時からお菓子作りをされているそうです。ひえぇ〜。僕はそんな事できません(笑) 「丹波黒豆と桑葉のケーキ」は素材の持つ優しさが口の中に広がりました。 甘すぎないお菓子っていいね〜^^。 山形に来られた時はお菓子めぐりはどうでしょうか?
古来より伝わる禁じられた封印を解いて大変な事になる。
こんな設定の伝説、怪談、漫画、小説、映画にいままで何回出会ってきたんだろう? 「100.000年後の安全」はその伝説の誕生に立ち会う事ができる。 放射性廃棄物が無害になるまで100.000年。その時代の人類にどうやったら、この物質が有害である事を伝えられるか?。 逆に言えば100.000年前、地球にいた人類、生物の言語をどのくらい理解できるのか?。 絵空事のような対策案が真剣に繰り広げられるけど、一番怖いのは、これが現実だという事。 さらに怖いのは、この有害なゴミが安全であると国中の人たちが騙されてきた現実。 次の世代のためにできるのはどんな事だろう? 映画の中にも出てくる課題。 次の世代のためにできる事は、原発がどうやって浸透していったか、反対した人たちはどうなったか、立場の弱い労働者がどう扱われたか、真実を伝える事だと思う。 映画本編のお話。 わりと好きな映画ではあるのですが、インタビューの編集が監督の意図したとおりになりすぎてやしない?カットした映像でどんな話がでていたのか気になるところです。 放射性廃棄物の問題はおいといて、工場や機械を取り扱った映画の官能性に気づいた人には心くすぐられます。この監督さんに「潤滑油」観せたら萌えそ〜^^
華麗な動きを続けるバレリーナの人って、どんな悩みを抱えているんだろ?
『ブラック・スワン』はバレリーナ。人間の心に潜む葛藤の映画。 はじめは「あーまたメイキングっぽい、いかにもドキュメンタリーね」に見せかけたカメラがめまいがするくらい、映像魔術の世界に引きずりこんでいくよ〜。このカメラワークの凄い所は映像を加工してそう見えるのか、錯覚見てるのか自信が無くなる所。 その魔術的なカメラとナタリー・ポートマンの演技&ダンスがせめぎあって火花が飛び散る世界。 芸術を完成させるために豹変していく姿は鳥肌もの! いやーこれね、映画館のスクリーンに近い椅子で逃げられない(笑)状況で観ると最高ですよ。 これ観たあとは「白鳥の湖」がホラーものに思えてくるから不思議(笑)
山形駅周辺をフラフラしてきたらあまりの人の少なさにびっくりしてしまいました。平日という事もあるのかな?
そんなわけで山形のお店を紹介していこうと思います。 第一回は何かいつもと一緒って気がするけど(笑)ラトリエ・ドゥ・シャルロットさん。ゲンズブール一家をこよなく愛するご主人の料理は見た目もきれいで、食べるのがもったいないくらい。とかいってバクバク食べますが(笑)。 今日はボルシチ、フランスパン、サラダ、パルメザンチーズスープ。小松菜バナーヌ。コーヒーをいただいてきました。これで¥1500弱。具だくさんのボルシチ^^やっぱ畑のある土地は違いますね〜。 シャルロットさんのケーキ類は甘さがしつこくなくてさらっしていて美味しいです。小松菜バナーヌもいいけどショコラもおすすめです。 今日のお店のBGMはエディット・ピアフ。いや〜山形にこんな素敵な空間があるんですねー。 シャルロット、ゲンズブール一家とか書くといろんなアートな感じのイメージがつきますが、お店に映画のチラシが置いてあるんですが『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』があるのがこのお店の魅力(笑)。 いつもは黙々と厨房で調理されているご主人が僕の所へやってきて『ゲンズブールと女たち』のチラシを渡してくれました。引っ越しの作業で観に行けない、チラシも手に入らなかったので嬉しいプレゼント♪山形にくるといいな。 山形にいらした時はシャルロットさんにぜひお立ち寄りください。 場所は山形市民会館の裏手。フォーラム山形の隣です。
ひんやりした夜風にふかれて暗闇を散歩するのは気持ちいい。夜風にはこの季節特有の甘い香りがまじっている。
暗闇のかなたから水の流れる音が響いている。 落ち着くのはいいんだけど、人通りが少なすぎて心配になってくる。 せっかく山形に帰ってきたんだし、お店の宣伝とかしようかなあ。。。
明日で東京を離れる事になりました。
いざ離れるとなると、寂しいものがあります。 晩ごはんは近所の商店街の顔なじみの焼き鳥になりました。最後だしもっと特別な事しようと思ったけど、いつもと変わらない日になりました。 本当は1ヶ月前に離れていたはずだったけど、震災で延びてしまいました。 不思議なもので、ほんの短い間に、震災がきっかけでいろんな方に出会いました。 距離は離れてしまうけど、このご縁を大事にしていこうと思います。 いろんな人に会え楽しかった。 ありがとう、東京。バイバイ東京。 そんなわけで、明日から山形からお届けします。ってネットじゃわからんか(笑)
だまされた冬がおわった日のことでした
町がひとつ ふたつと消えていきます いつの間にか 消えていきます 町がひとつ ふたつと消えていくのは 誰のせいなのか みんなが気づいたので あやまるように 言いました だまされた春がおわった日のことでした どこからともなく 悪いのは あの人たちだけではない みんなが悪いんだよ やさしい声が きこえてきました だまされた人たちは ごまかされた人たちになりました ごまかされた夏がおわった日のことでした みんなが悪いのではないんだよ 誰のせいでもないんだよ やさしい声がきこえてきました ごまかされた秋が 始まろうとした日のことでした 町が すべて消えてしまいました みんなが悪いんだよ 誰のせいでもないんだよ みんなが悪いんだよ 誰のせいでもないんだよ
きた!これだ!これ!。叫びたくなるくらい楽しかったのが「これでいいのだ!! 映画☆赤塚不二夫」。
赤塚不二夫の映画?いまはやりの泣かせる実話もの?ちょっと泣かせますが、全然「いまはやり」になりません!(笑)よくぞ作った!そして自粛の嵐の時期によくぞ公開した!。 浅野忠信さん扮する「赤塚不二夫」は「バカを演じ続けている」けれど「バカを演じる事」は、すなわち「世界はこんなにバカバカしい」と諷刺している事になる。 「赤塚不二夫」は戦争で酷い目にあわされた世代。「戦争」「戦争を起こした人々のいる世界」を徹底的にバカにしていたのではないだろうか? そのバカの暴走がナンセンス、シュールレアリズムのおせち料理のように押し寄せてくる。赤塚不二夫のマンの世界そのものように、映画も破壊されまくり! 実は昔「アンダルシアの犬」という映画やシュールレアリズムの作品を観ても、いまひとつピンとこなくて「何故?」と思ったんだけど、ある日「あー、天才バカボンとか見てて日常がシュールレアリズムだったからだー」と気づきました(笑)。あの日常だったシュールな世界が映画で展開されるなんて最高ですね!。 いたる所の小道具にギャグ満載! 何かもーこの映画は赤塚不二夫に対する愛情、尊敬がぎっしりつまった「ラブレター」です。何気に黒澤明監督にも「ラブレター」がでます(笑)。え?どこ?映画館で観ないとわかんないよ〜。 天才バカボンって家庭的な暖かさがあって好きなんだけど、映画観たら「あ、そういう事だったんだ…」としみじみしました。 タリラリラ〜ン♪
東京から離れる日が近づいてきました。
毎日いると何とも思わないけど離れるとなると寂しくなるもんですね。 先日、お世話になった人たちが送別会をしてくれました。すごく、家庭的で、自分にはもったいないような暖かい時間でした。 山形から離れたあと『何で離れたんだろ?』と思ったけど、東京から離れる時も『何で離れるんだろ?』って思う。自分で決めた事とはいえ。 何か、こんな気持ちにしてくれた人たちに感謝です。
駅のホームから見える星が消えたから 僕たちは車で帰ろうと思ったけれど
僕たちの鞄には 珈琲2杯ぶんしか持ち合わせがなかったから 空の星を手がかりに 帰る事にしたんだ 帽子のツバで影になった 彼の顔を おもいだす事ができない 僕は 不確かな確信を感じていた たぶん 僕の隣を歩いている 彼はモンスーンの記憶に 眠りについた夜に 夢の深海、 深海の森ではぐれた 友人なんだ。 その 証拠に 地上と浅瀬では 出会う事のない生物が 僕たちの前を 何もかも 知っている顔で泳いでいた
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