そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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ツイッターで並木座の話をしたので、忘れてしまう前に書こうと思いました。 その昔、銀座に並木座という地下の隠れ家のような映画館がありました。 「山形で観れない映画があれば、東京に観に行けばいいのよ〜♪」って、大人に囲まれていので山形ではなかなか観れない黒澤明監督、小津安二郎監督の映画を観に来ていました。 黒澤さんの「羅生門」「蜘蛛巣城」「生きる」小津さんの「秋刀魚の味」…。 並木座は今のきれいな映画館に慣れている人が見たらびっくりするかも。休憩時間はお客さんのお弁当の匂いが充満してるし、スクリーン前のでっぱりは、コートや鞄といった荷物が「どっちゃり!」もちろん僕も置いてました。何か「穴蔵感」に溢れた所でした。 「秋刀魚の味」を観てた時の隣の席は電車で同席したら、移動したくなるようなおじさんでした(失礼なガキだよな〜)で、映画の最後のほうで、隣のおじさんがすすり泣きをしていました。 何ていうんだろ。ガキ(自分)は自分の親より上のおじさんを泣かせる事なんてできないけど、小津さんの映画はそういう凄い事ができるんだ。 今は家の外へでなくても映画を観れるようになってきました。でも、映画館に行かないと、その映画を観て他のお客さんがどう反応するかとか貴重な経験ができないんですよね。 初めて「生きる」を観たのも並木座で、爆笑の連続で場内が揺れてたもの。こういう環境で観た映画っと、ずっと記憶に残ってます。 並木座さんはしばらく行かないうちに閉館されてしまいました。最後くらい行けばよかったとちょっと後悔…。 あと黒澤さんの「生きる」のカメラワーク、編集、すごい「な、何これ!」って乗り出して観ていました。
「冷たい熱帯魚」の数日後に「アンチクライスト」を観るって…。何か普通のハリウッド映画が観たくなってきた!。 とはいうものの「アンチクライスト」は凄かった!。この映画で描かれるのは、他者を救済するつもりなのに、同じ状況に陥ってしまう、「相手に依存しだす怖さ」。「相手に依存しだす怖さ」は禁断の果実を結び、それを一口かじると不安、恐怖、あらゆる負の感情を味う事になり「未知の快楽」へも到達する。 「冷たい熱帯魚」でも、書いたけど、この作品を観ても「人間の本質」って何だろう?と考えさせられます。 映画は圧倒的な映像言語で「人間の本質」について問いかけてきます。森の家はアンドレイ・タルコフスキー監督の「鏡」を思いださせます。「鏡」は難解な映画と言われていますが、物語としてではなく、人間の心はどう記憶を思いだすのか?という視点で観ると「すとん」と入ってきます(体制の検閲を逃れるために複雑にもなってますが) タルコフスキーもまた、人間の心の内側、精神世界を映像言語にした方で、「アンチクライスト」の映像の美しさ、空間、時間軸の歪みと対話していると「あーこの監督さんもタルコフスキー好きなんだろうなぁ」なんて思っていただけに、鳥肌ものの展開でした。泣けた!。 「アンチクライスト」を観れば「性の商品化」「猥褻」とは無縁の位置にいるのはわかる事。それでも、映画芸術は性器が見えれば修正される。芸術を完全に鑑賞できる日はいつになったら来るんだろ? 最後にシャルロット・ゲンズブールに拍手!
読もうかな…なんですが仏語なんで読めません(+_+)=3 フランスの人が日本のマンガに思いをはせるように、日本の人はフランスのイラストに思いをはせる。フランスの文化を調べてたら見つけたPierre Joubertというイラストレーターの作品は子供向けなんですが、どこか色っぽくて、官能的。作風は違うけど、高畠華宵氏、伊藤彦造氏、山川惣治氏の作品が好きだったりすると、心のアンテナにひっかかってきます。 パソコンで名前をいれて検索すると、けっこう画像が見れるんですが、印刷された物が欲しいのと、モニター眺めながら、解説読んで辞書引くのがしんどくて、「あーもう面倒くさい!取り寄せてしまえ!」と取り寄せる事にしました。 美術展のカタログみたいなんですが、1927年〜2010年までの作品が紹介されていました。何か物語の一場面を切り取った、前後の流れを想像させるイラストばかり。「一体、何がどうなって、こんな事になるの!?」と妄想(笑)じゃなくて、想像大爆発!イラストが載ってる本を買えば疑問は解決するはずだ!しかし、1930年代の本を一体どうやって買うの?とか悩み事が増えました…(笑)。 J'aime d'illustration de Pierre Joubert …mais…Je ne sais pas francais (+_+)=3
一時期5時頃起きてたけど最近は7時近くで、何か1日短く感じていました。今日は「冷たい熱帯魚」も観るし思いきって、5時起き!2時間近い早起きはすごかった。炊事、掃除、やってもまだ時間がある〜♪天気もいいし洗濯も〜♪と服に着けてた貼るカイロをおもいっきりはがしたら、袋が破けて、中身がおもいっきり部屋の中に散らばりました…。ド、ドラえもん助けて…。早起きは得なんだろうけど、いろいろ、やらかすみたいです。
大笑いして、泣かされて、最後に腰が抜けて、映画の題名を思い出すのに時間がかかった。 いろんな映画が増えていい事だけれど「いい人映画」癒される映画も増えてきた。でも、いい人がたくさんすぎて、ある意味「人間不在」な気もします。 異常な事件を異常というのは、子供が象の鼻を長いというようなもので、問題はその事件にいたる人間の心の動き。「冷たい熱帯魚」は「負、暴力」が連鎖、伝染する過程を、恐怖と笑いで「これでもくらえいっ!!」と迫ってくる。この、とことん、貪欲に人間の心の動きを探究していく「凄み」は、パゾリーニ映画の「凄み」だ。 作家は命懸けで作品を作っている。観る側も、時には命懸けで鑑賞する事も必要なのかも。こんなおっそろしい映画を観れて嬉しい!園子温監督最高!!!
いつもと違う時間にこんばんは。てか、朝です、おはようございます。 たまに「ネットの情報(ニュース)は間違いも多いから気をつけたほうがいいよ」なんて言われてしまいます。僕がネットで見てるニュースは各新聞社のWeb記事やツイッターで国際報道の記者さん達の記事だったりするんですが…(^_^;)ネット中心でニュース見てるせいか、それ以外でニュース見てる人と話すると、同じ国にいるとは思えないくらい話がズレてきます(笑)。そして、僕が見てる記事を教えると驚くし、僕も驚いてます。それだけ、世界は複雑で豊かなんだろうなぁ。。。
だいぶ前に夢の中で再会を誓った人がいるけれど、いまだに出会うことがない。僕は歳を重ねて大人になったのに対して、彼はあの時の歳のままということだけ、春を告げる風のように伝わってくる。
遠い どこにあるかさえわからない国で 少年 少女が竜の生贄になって ぼくの住んでいる国の 少年 少女が竜の生贄になるのは あっという間だった 竜に生贄を捧げれば ぼくらは 肌が石になる事も 日照りに悩まされる事もなくなって いつしか竜は眠りにつくらしい 竜を起こしたのは ぼくらのせいだから 仕方ない 再び 眠りにつくまでの辛抱さ そんな事を言われても ぼくは生贄に 何かなりたくない 竜を起こしたのは 本当はぼくらじゃない 悪魔をこの星から追い出して 悪魔のかわりになった あいつらなんだから
冬眠みたいな日が嫌になって 窓を ほんの少し開けたら 近所のケーキ屋の香りと一緒に ハルカゼがふいてきた 知らない遠い町から あいつがやって来たのも こんなハルカゼがふいて ハルヒが輝いていた また あいつがやって来るような気がするから 冬眠はもうやめて 髪を切りにいこう
宛のない手紙を 真夜中のほうへ送ってみます 僕には きみがどれくらい悩んでいるかわからない わからないけど 想像することくらいは できるかもしれない でも 人間は結局 相手の事はわからないままなのかもしれません もしも相手の事がわかったら 自分の事もわかってしまうわけで よくよく考えたら不都合な事もでてきます 人間は自分を含めて わからない事だらけだから 言葉や芸術が誕生したんだと思う きみがいる場所は 暗くて怖い所で 言葉にできない体験をしてるんだろうね でも この世界には きみが体験してる事を理解してくれる人たちもいれば 中には明るい所へ 導いてくれる人たちもいます どんな事でも 時間がたてばある程度軽減される事もあります 僕もそんな言葉は半信半疑だったけど 僕自身 暗い所で迷った事があって 時間がたつ事意味 大切を感じました ひとまず 生きていたらどうにかなるもんですよ 生きていない事には明るい所へ導いてくれる人たちに出会えないもの いい出会いが きみにもあるといいね
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