そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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寒い寒い夜に道路工事 道は通りにくく 道案内をする警備員は どの人も 同じに見えてくる 寒い夜に道路工事 同じに見える 警備員が路地裏で休憩中 あの人は 何故泣きそうな顔で 携帯を見つめていたんだろう? 道案内をしてもらったら 会釈のひとつでもしようと思った
前回に引き続き、独り言みたいですいません^^。 東京に出てくる時は、たいしたアテもなく勢いで出てきました。そんな僕でも、どうにか、こうにか生活していけてるのは、いろんなな人にいろんな形で支えてもらった…おかげです。 一人でへこんでいる時は、自分だけが不幸みたいに思えるけど、過去にへこんだ時はどうしてたんだろ?と振り返ると、どんなにいろんな方にお世話になった事か…。 いろんなお世話が僕の所で、詰まっているから、早く還元できるようになろうと思う。 悪い事を数えるのは簡単だけど、いい事を数えるのは難しい。本当はどっちも同じくらいのはずなんだけどね…。 もっと、いい事を探してみようと思う。
何だか、うまくいかない事ばかり。いい事ばかり続かないなんて、わかっていてもへこみがちになる。 心のどこかで(あの時、ああすればよかった)なんて、ひっかかっているけれど(これから、どうすればいいか?)って、考えていきたいなぁ…。 もう少ししたら、この記事を読んで苦笑いする日にむけて。
自転車をとばして すぐに つきあたり つきあたりに囲まれていた日々に きみに頼まれて 僕は絵をかいた つきあたりに囲まれて 平凡だった 日々の一日 それは 特別なことでも何でもなかったけれど いつの間にか つきあたりも何もなくなって いつしか 自分から囲いを作りだしていた 囲いの外から 流れてくる風のなかに きみにあげた絵のことが まざっていた 絵のことをきみと話しもしなかったけれど きみにとって 特別な絵になっていたんだね 僕のなかでも 平凡だった日々の一日は 特別な一日になっていたよ
こんな事なら、もっと前に紹介すればよかった…ツイッターってすごいなぁ(^_^;)僕が初めて七尾さんの存在を知ったのは、某映画祭で通訳&翻訳の仕事をされていた時で、普段はどんな人か知らなくて、ある朝TokyoFM「立花裕人のMORNING FREEWAY」に登場されて「この声はもしかして、あの人?」とびっくりしました。その後番組「6 sense」も、時々聴いていて、朝から演劇、映画の話題、普通にアンゲロプロスの話題がでたり、知的な刺激満載のすごい番組だった。あと、鋭いコメントがでて素敵☆ 世の中には、こんなに才能のある人もいるんだなぁ…と思ったものでした。 「ホメコトバ」は、七尾さんが、子供の時に外国に転校する事になり、転校先での心細さ、友情の事が書かれていて、自分は会った事もないのに、あの親娘は今どうしてんだろ?と思ってしまうくらい、心の内側が伝わってきます。 才能があって恵まれてて、いいなぁ…なんて、こっちが勝手に思っているだけで、誰にでも悩みや葛藤があるんですね。 この本は装丁もイラストもかわいいし、字も緑色で柔らかい雰囲気。でも、かわいいだけではなくて、外側から見た日本社会に対して、鋭く批評されていて目からうろこが「どさっ」と落ちました。
海鳴りに混じって交響曲が流れてきたから坂道へ 坂道はそのまま 海鳴りへ続いていくはずで 期待していた 僕が偶然 出会った あいつに何も言えなかったのは 僕にしか見えない 金色が光っていたから そして 期待していた僕の心のうちを知られてしまったような 恥ずかしさ 僕は 何を期待していた?
ぼくらを そのまま写しだしたようなマンガを廃墟に忘れた 題名を思い出せないから 新しく買うこともできない ぼくは 出会った事のない 彼の足跡を 今朝も夢の中で見つけていた 出会った事のない 彼に対するノスタルジアは 日々しずかに 揺さぶられている 夢の中でさえ会えない 彼に現実で出会ったとき どうなった? たしなめる窓枠 だまりやがれ ぼくは思いつくかぎりの 罵りを窓枠に捧げた 夜は月で 窓枠は降参するでもなく 微笑んでいた
家出のどさくさ紛れに かっぱらった二眼レフ このカメラが活躍してた頃は ぼくたちの姿は影も形もない このカメラに街の灯を見せてやろうよ 二眼レフをのぞいている きみの仕草を見ていられたら 何もいらない こな雪 シャッターは静かに響いて こな雪 何を考えてるかわからない きみのシャッターは 静か 街の灯を見せて 陽が暮れて 記念にぼくたちを撮ったら 壊れちまった すぐに 壊れた二眼レフ それでも きみの心を残してくれた
ぼくときみが歩くたびに 靴底で軋む 枯葉は押し潰されて軋んでいるんじゃなくて 太陽のしずくであるところの枯葉 その証拠に枯葉の色は 太陽の色じゃないか 太陽のしずくであるところの枯葉の軋む音は 世界を焼きつくすための音で 焼きつくすことに成功した日がきても ぼくときみは どんなことがあっても ぼくらにはなれないんだ
はじめて「フレンチ・カンカン」に出会った時、フィルムから、こんな色彩がでるのかと仰天した。 衣装のひとつ、ひとつ、青色でも何種類もの青色の生地がある驚き。色彩は衣装だけではなく、窓枠の薄い緑色、薄青い壁…と花が一斉に咲いている植物園のように色彩が溢れかえっている。 色彩の中で、さらに咲きほこるのは芸人、興行主の人を楽しませる「心意気」これがメチャクチャ格好いい!楽しませつつ、極上の芸術にどっぷり浸からせてくれる。ダンスする絵画の「フレンチ・カンカン」は映画を観る事のしあわせがぎっしりつまっている。
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