そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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僕の誕生日のお祝いを探しに 空旅にでたままの 兄とプロペラ機に乗る夢 大事なことは 何ひとつ 言葉にできない扉の むこう 悔し紛れで掴んだ雲は 昼寝からさめても 腕にからみついたままだから 錆びかけのアルミ缶に しまいこんで 音を聴いてみる
僕の誕生日のお祝いを探しに 空旅にでたままの 兄とプロペラ機に乗る夢 大事なことは 何ひとつ 言葉にできない扉の むこう 悔し紛れで掴んだ雲は 昼寝からさめても 腕にからみついたままだから 錆びかけのアルミ缶に しまいこんで 音を聴いてみる
渋谷に映画を観に行ってきました。映画の時間まで、だいぶあるから一度行きたかった渋谷図書館へ。 こちらの図書館は、昔の新聞記事の縮刷を見る事ができるので(あの事件って、どんな報道されたんだろ?)と気になってた記事をいくつか探してきました。 えぐい事件なんで秘密(笑)。 昭和3〜40年代、こんな昔の記事を探しているなんて、横溝正史様の世界〜♪おーあった〜なんて、深刻な記事の左隣にその4コママンガはやってくる。 そう「サザエさん」あの単行本で、読んだ話はこの日に掲載してたんだ〜と感動と同時に不意討ちで「サザエさん」読むと、吹き出してしまいます。はたから見てると危ない人だ…(笑)
山形県の上山市というところに、トキワ館という映画館がありました。建物は残っていますが、ずいぶん前に閉館してしまいました。閉館したあとなんですが、二階の窓ガラスに道のほうに向かって、映画のポスターが立てかけていた事がありました。 僕の記憶違いでなければ、ポスターには「氷雪の門 樺太1945年 夏」と書いてありました。全然知らない映画だったんで(あれって、何の映画なんだろ?)と長い事、疑問だったので、実物を観れる日が来てびっくり。この記憶力を実生活に生かせればいいんだけど(笑)。 「氷雪の門」を観て「日本だけが被害にあっているみたいで、軍国主義がまるっきり描かれていない映画」というのは容易いけれど、実際、描かれていないけど。 問題は、表現の自由が保障されている国で何故描かれないんだろう?という所にあると思う。映画はいま観たら、演出過剰な所もあるし、わかっちゃいるけど、泣かせる場面もあるし、きれいすぎない?と思う場面もあります。 でも、出てくる人たち、役者さんの反戦にかける情熱にボロボロ泣けて、心打たれます。 一見すると「きれいな反戦映画」だけれど、映画は戦争当時、誰が国民を守ったのか?淡々と問いかけてきます。 この映画を製作された中には、実際、戦争を体験された人たちがいて、自由に発言したらどうなるか、身体で知っている人たちだと思います。 この場面はどんな意味で、実際はどうだったんだろう?と考えさせられる映画で、考えれば考えるほど、ラストの意味が強烈に伝わります。正直、観にいってよかった。 公開当時、ソ連の圧力で公開中止になったそうです…ソ連以外でも、不快に思う方もいると思うのは気のせい?
窓硝子に小石が二度あたったら 僕を守りに夜の友達がやってきた 合図 窓硝子に小石が四度あたったら 僕を狙いに あいつがやってきた 合図 あいつは四までしか数える事ができないから すぐにわかる 怯えているシーツは 僕のかわりに怯えている 月世界 怯えているって 何に? 遠い遠い日に 永遠の命を手にいれるために 誰かの黄金の指を切りとった 窓硝子に小石が四度あたったら 僕を狙いに あいつがやってきた 合図 あいつの指は切り落とされたから 四までしか数えられないから すぐにわかる 怯えているシーツは すぐ隣にいる 友達の顔を忘れさせながら 震えて 泣きながら 僕を包みこむ
仮装大会でよくQちゃんの仮装(コスプレ)をしてたせいか、何かQちゃんに親近感を覚える〜。 小学館から藤子・F・不二雄大全集がでたおかげで、初めてQちゃんが卵からでてくる回を読みました。 Qちゃんの目玉と唇とか見てると、何だかほのぼのしてきます。いろんなキャラクターがでるし、おそ松くんとか、石ノ森先生が描いているキャラクターもいるし、すげー豪華。 子どもの頃って、Qちゃんやドラえもんを読んでケタケタ笑っているだけでしたが、大人になってから読むと、このページ数でこの話がまとまるんだ〜と感動してしまいます。 サイレント映画時代のドタバタした喜劇を観ているみたい。 アニメのほうだけど、Qちゃんたちが地下の町を見つけたら、そこには第二次世界大戦が終わっているのを知らない人たちの町だった…って、話があったような。 エミール・クストリツッア監督の「アンダーグラウンド」より、ずっと前!。2本立て観てみたいです。
バグパイプのレコードに針が落ちたら 銀色文字をつかまえに におい硝子で拵えた 虫眼鏡を携えて 青白い廊下へでかけよう 廊下は一本道でも すぐに迷い道になるから 銀色にひかる糸でつないでおこう こうすれば 僕たちは皮膚をひっぱられる痛みで 迷わないはず 銀色文字は 廊下の木の節に遺された 螺旋にうずまきながら 木の節宇宙へ 遊泳していくから あの遊泳禁止の海岸 地よりも気をつけて 遊泳していく 銀色文字につかまったら 木の節宇宙からもどれない 僕たちは まっさかさま。誰にもタスケテもらえない。
と、とてつもなくショックな出来事が起きました…。 つい、うっかりしてオリヴェイラの「アブラハム渓谷」を見逃してしまいました…あまりのショックで、「不安」「クレーヴの奥方」「家路」「夜顔」が走馬灯になって、くるくるまわる始末。マジで泣けてきた(泣) 大切なことはメモしなきゃダメですね…。
トラック。 人工太陽に支配されたトラックの荷台は きみの息だけ 白くさせる 僕が手にいれた命は永遠だから 荷台に咲き誇る花は宮殿で宙を泳いだ 舞踏家のように はげしくはねあがる きみに出会うのは何度めかわからない きみは僕のことがわからない ただ はげしくはねあがりながら 朽ちていく花よりもゆるやかに きみも 朽ちていく 人工太陽のもとで 僕は繰り返し訪れる感情に 唯一の生きている感覚をとりもどしている 人工太陽のもとで
まえに僕の大切な友人が心の病にかかったことがありました。 心の病は統計を調べてみると、特別なことでも、珍しいことでもないけれど、差別や監禁といった歴史がついてまわります。 差別を作りあげた人たちに、踊らされないように気をつけたいです。 「鳥のように」は2001年の山形映画祭インターナショナル・コンペディション部門で上映されました。今日、時間ができたのでユーロスペースで観てきました。 1976年に心の病にかかり、他の病院から見放された子ども達を、受け入れた精神療法院ラ・ドゥヴィニエールでの20数年後の生活の記録映画です。 必要最低限な説明があるだけで、状況を説明する字幕もないから(僕の大好きな映画のパターンですね☆)映像を観て自分で考えるしかありません。 中には、他の映画だったらカットされそうな所もあるけれど、そのカットがあることで、そこで生活する人たちを知る、誤解や偏見をとく手がかりになると思う。 生活している人たちは10代の頃に発病していて、ずっと家族から離れていて、親に会いたくても思うように会えない人もいます。 ふだんの生活を支えいるスタッフさんの助言、接し方のひとつひとつは、相手を理解しようと努めて、長い年月の積み重ねでできている。 家族、母親と息子の関係とか、劇映画のように泣かせるわかりやすい感動ではなくて、長い年月の葛藤とかが生み出した感動がじんわり響いてきました。
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