そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
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もしも 誰かが
僕の部屋の鍵を あけることができたとしても 部屋の中へ 入ってくることができても 僕は 自分のことなのに 他人のことみたいに思うんだろうな どれだけ 暖かいひとでも 冷たい頬は あのひとだけのものだもの
語るのをやめてしまった 桜は
紺いろの空のした 僕は ラジオ片手に 夜くうきのどこからか 流れてくる 語りの人に出会いたくて ラジオ片手に 歩いている 暖かい窓から流れてくるのは 懐かしく思いたくない 音楽が流れてくる 僕が探しているのは こんなんじゃないんだ ようやく 手に入れた幸せを 捨ててしまった あの時から 誰に買ってもらったのかさえ忘れた ラジオ片手に 歩いている
今年は映画をたくさん観よう!なんてはりきったものの、この作品で、まだ14本目…。
お金がないとうことは悲しいことですね(苦笑) 「夢と犯罪」の主人公の兄弟も貧乏暮らし。 貧乏暮らしって、時代も国籍も違っても親近感がわくのは気のせい? 兄弟は貧乏暮らしだけれど、博打で小銭を手に入れたり、修理中の車をこっそり拝借しては、お金持ちに見えるような生活を送っています。 ふだんの生活と高級車に彼女を乗せている時の、表情の違い。 自信にあふれてそうで、微妙に心細い…。 同じ出来事に遭遇した兄弟の反応の違い。 人間の裏表、さらっとしているようで、怖いところまで掘り下げていく。 昔の名画を観ているような気持ちになりました。 あの、どよ〜んとした曇り空と光がいい感じ。
桜に雪がさく 眠りのそこで
あの人はゆるやかに 空へと続く町でカメラをまわしていた 三月のおしまいに 訪れた喫茶店は もう行くつもりもなかったのに あの人からの手紙が届いている ぼくは 手紙の文字を見ることができるのに ぼくは 手紙の文字を読むことができないから 夕暮れが またいでいる踏み切りから 屋上へ帰っていく フライパン楽団に 読む方法を聞きにいくつもり だから もう少し 待っててよ 喫茶店のピアノが 雪と一緒にとけてしまわないように 気をつけながら
ここには 星と月しか見えるものがないんだ
太陽のはねかえりのはねかえりで ぼんやり 畦道 足跡 ふみふみ きみは 違ったきみであらわれる いちどだって おなじ姿だったことがないよね それでも きみの存在は変わらないから 強くいられるんだ 太陽のはねかえりのはねかえりが ぼんやり 照らしだす きみ 帽子を僕にくれるから 僕は 手のひら 握りしめてた 白い星をあげるつもりでいたのに 僕の宇宙に逃げていったから 捕まえてくるから 少し待っててよ ごめんね
詩をお待ちの方、なかなか更新できずにすいません。
前のようにポンポンでてこないもので… シャッターアイランドを観てきました。 できるだけ内容は書かないです。ただ、勘がいい人は展開読めちゃうかも… 観てない方は読まないほうがいいかも…です。 マーティン・スコセッシ監督とディカプリオの組み合わせ、観なきやまずいだろということで、予告篇も観ずに、あらすじも知らずに映画館へ。 この手の題材って中学生〜高校生の大好きだったせいか、映画が始まって5分くらいで、展開が想像ついてしまいました。 想像がついたといって、つまらないわけではありません。 想像がついたぶん、作り手がどんな「罠」(演出)を仕掛けてくるか?と仕掛け方を堪能できました。 この仕掛け方が美味いです! 何か秘蔵の瓶だし紹興酒みたいな。かーっ、うめー!(>_<) ほんのちょっとした演出のひずみ。俳優さんの視線。 「え、今の編集変じゃない?」ちょっとしたひずみのすべてが「罠」。 まばたきしてる暇がありません! 僕が好きな映像表現って、古典的な暗闇とか水とかを用いた表現なんですが、そんな好きな映像表現が「罠」になって、あっち、こっちに! これ下手な監督がやったら「下手な演出〜(笑)」で終わっちやうけど、マーティン・スコセッシ様は素晴らしいです。 「罠」の積み重ねで、起きてるのに悪夢を観ている状態を体感させてくれます!。 今でも水面を使って、こんな鳥肌ものの映像がとれるなんてすごい! 映画の歴史的名場面に立ち会った幸せ感に浸ってきました。 ディカプリオ様ってば、怪演、怪優のオーラが一作ごとに輝いてきてます。 オーソン・ウェルズの「黒い罠」や「オセロ」で、オーソン・ウェルズの悪魔的な 怪演にゾクゾクしたものですが、オーソン・ウェルズくらいに魅力的な俳優さんですね。 チャップリンの「殺人狂時代」みたいな役とかやったらすごそー。 おまけ「タルコフスキーか!」つーくらい雨漏りに、スローモーション。 頭のなかで勝手にヴェルディのレクイエムが流れてきたのは、僕だけだろうな…(笑)
ずいぶん前に予告篇を観たもんで 一時は「もしかて、観逃してない?」と不安になった(笑)「NINE」をやっと観てきました♪
原作(?)の「8 1/2」は映画館の椅子からずり落ちそうなくらいの面白さ! 脱線しますがフェリーニの「サテリコン」は映画を観るというより、幽体離脱状態(笑)で「あれ?」何か気づいたら映画が終わって明るくなってました。 フェリーニの映画って、大仕掛けで猥雑で女好きでホラフキで怪しいサーカス団がば〜っとやって来て、「常識」といった物を身ぐるみはいで、どっかに行っちゃう。 映画芸術の凄さと胡散臭さ(笑)の化け物みたいな監督がフェリーニ様です。 そんなフェリーニ様の世界がミュージカルに♪ とてもとても豪華だった。ここ数ヶ月、貧乏だったぶん、さらに豪華に見えました。 浜辺の場面には「キャーキャー」大騒ぎです。 この猥雑さがたまりません♪ 出てくる女優さん達がめちゃくちゃカッコいいです!!綺麗で美しい以上にカッコいい。 オーラでまくりのソフィア・ローレン様、あの年齢であのカッコよさ!見習いたいもんですね〜。 人生の苦悩が歌や踊りになって、乗り越える勇気を与えてくれます。 まぁ、あれだけの愛人に囲まれてたら、ちょっとくらい苦悩があってもいいんじゃない?って気がするけど(笑)。 何かひさしぶりにオゾンの「8人の女たち」も観たくなってきました。
紙吹雪の用意をしなくても よくなったから
適当にポケットにおしこんで 僕は きらきらひかる 木漏れ日のしたで 青白く透き通る きみの静脈を見ている 花や木は 地下深く 眠りの王国から 夢をすいあげるけれど きみの静脈は 何をすいあげる? 吹雪の夜に 飾り窓から 黙って持ち帰った 憧れはおそれになって 花ひらく きみの青白く透き通る静脈は 僕に 一輪の花を届け続ける きみの青白く透き通る静脈が 静かに 踊りつづけるかぎり
今年に入ってから、思うように映画を観に行けなくて(見逃してばっかり…)とへこん
でいて「これを見逃したら何かまずい…」と下高井戸シネマに行ってきました。 ここの映画館は東京で一番好きな映画館です。 ロビーの壁に、上映予定の作品のチラシが貼っていて、どれもこれも観たかった作品 ばかり!「ノスタルジア」をまた観れそうです。ありがたや〜ありがたや〜。 映画の感想です。 「カティンの森」は映画を観ていて、真実の恐ろしさに震えました。 自分の肉親を虐殺されて、その事を語る事すら禁じられていた。 この世界で今の時代に「真実」と言われている出来事って、もしかしたら、明日には 変わっているのかもしれません。 映画の始まりから、真実を語る事を禁じられてきた人間の怨念に似た想いがみなぎっている。 簡単に感動できて、涙を流せる映画とは別格の凄さでした。 70年も前の事かもしれない、でも、映画で描けるように世界が変わるのには70年か かったんですよね…。
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