そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
一定期間更新がないため広告を表示しています
posted by スポンサードリンク |-|-|pookmark|
旅芸人の一座の 喇叭吹きの少年は歳を重ねることができない
赤茶けた髪 瞳はキョロキョロしてた それを 悟られないように 気づかれないように 喇叭を握る手は褐色で かさぶた 旅芸人の一座は さまよい続ける 地図に存在する国も 地図に存在しない国も 選ぶことなしに 東北の片田舎で 中学生の頃に出会った 喇叭吹きの少年は 僕に旅芸人の一座の秘密を教えてくれた ホラ話にうまく騙されてやったつもりの 僕 キョロキョロしてた 瞳はたしなめる かさぶたは 聖痕だ ──信じる 信じないは別だけど キミが大人になった時に会おうよ キミは大人で オレは14歳のまんまだからな 合図 合図がいるね 球体が とべなくなった年に とべない球体のために オレはキミに届くように喇叭を吹くよ そうしたら オレの喇叭を探しに来なよ 喇叭吹きの少年の 唇は呪文のように 閉じた 球体がとべない年がやってきた…
窓を開けはなっても 平気な季節が近づいてきた
夢物語のおわりがのびたぶんだけ 膝枕が ながくできる 膝枕 ただそれだけで なにもいらない 髪質のぐあいや 昼間の太陽の名残りの体温が こころの奥底の いずみから にじみでてくる
うつむいたままの 僕たちよりも
とうもろこし畑の囁きのほうが 饒舌 僕たち ひとつきぶんの 饒舌をくさびにかえて つなぎとめて 僕たちを 貨物列車に 乗り込む前に とうもろこし畑に さす くさびは 金色の海の 鳥追いよりも 確実に つなぎとめてくれるはずさ
住んでいる場所も おなじ町
映画館でよく会って 喫茶店もおなじところ 連絡しなくたって 会えていたから お互い 住所も何も知らなかった 「それじゃあ、またね」 半年遅れの映画を観たあと 手をふった 気づいたら ずいぶん日がたっていた いまごろ どうしてる? 少しは 夢が かなってる?
とても暑い昼間がおわると急に涼しくなる
それは湧き水のように ふきあがる 半袖が寒く感じた夜は 金貨モグラ 金貨モグラは 月の原っぱ公園 暑い太陽でゆだりかけたから 夜空気を吸いに 顔をだす 顔をだしたときに 夜空気を吸った瞬間に 金貨モグラの口の中に 金貨をいれられたら どんな願い事でもかなうんだって 誰もが バカにしている 言い伝え 誰もが信じていないけど 8月の朝はみんな アクビばっかりしている
僕の家のタンスの引き出しを開けると茶碗やお椀、皿が並んでいるのを見る事ができ
る。 もとはいえば、引っ越しした時に食器棚を揃えるのが面倒で「これでいいや〜」と2段のタンスに食器を片付けたからだ。 洋服は押し入れや部屋の隅やら転々としていた。 ある日、プラスチックの衣装ケース(引き出し式)を買ってきて、はじめのうちは洋服 をたたんで収納していたけれど、雪崩のように押し寄せる洗濯物をいちいち片付けて いられなくなった。 「あとでやる!あとで!」 謎の呪文とともにビニール袋に収納したら、そこには「たたむ行為」どころか「引き 出しを開ける行為」すらない。 ラクチン、ラクチン♪ そんなわけで、本来のタンスはほぼ空っぽで、ビニール袋に入った洋服が部屋の中。 時々、狭くて邪魔になるから、本来のタンスをもとめて洋服達がさまよっている。
2本だけの線路のうえで ガッタン ゴットン
ガッタン ゴットン サイダーの泡が きえていきます サイダー持つ手は 日焼けした腕を袖まくり 袖のしたには 日焼けしていない シャツ 2本だけの線路のうえで ガッタン ゴットン ガッタン ゴットン サイダーの泡が きえていきます 途中でふりかえる ひまわりより あざやかに そして 人影がのびたら ピアニカです まばたきの鐘が 夜をまえにして はばたくのと おなじように 僕は ピアニカのはばたきのなかで 日焼けしていない シャツを思います
「左」に「沢」が続いて「あてらざわ」と読みます。
山形市から電車で40分くらいのところにある町で、子どもが「大海牛」の化石を発見した町だったりします。 母方の実家があって、この家の柱には、自分ん家よりも自分の身長の傷が多い(笑) ここの町は山に囲まれているけれど、最上川が流れているから、何かどこかとつなが っているような気がしてくる不思議な町です。 あと、都会のお菓子屋さんも魅力的だけど、こういう山の中のお菓子屋さんのケーキの素朴さが好きだったりします。 築何十年もたってそうな建物が普通にあったり「ドラえもん」に出てくるような、親 父がハタキでパタパタしそうな本屋がまだあったり。 こういう昔ながらの建物が残っているってホッとします。 今日は左沢で花火大会がありました。 ちょっとこじんまりした印象の花火大会ですが、花火を打ち上げると山に「ドーン」と反響します。スピーカーとかじゃ再現できなそうな、この音がぶつかる感じがいい のと、向こう岸で花火を打ち上げるから「うわっ、でかっ!」何かよけたくなる迫力 が素敵です♪ 何か素朴に花火を楽しむことができる、いい花火大会でした。
まぶしすぎる まちあかりは
離れてみたら ちょうどよかった たくさんの窓ガラスは オレンジ 電車の放つ 青い いなずまに お祝いされている 離れたところで 名前も姿も わからないひとたちに 懐かしさを感じている まちあかり
御釈ヶ部村って小学校の遠足で行ったなぁ〜懐かしい…(←嘘よウソ〜♪)
ホラー映画で怖くて「助けて〜!」って、たまにあるけど、あまりのバカバカしさに 「助けて〜!」と叫びたくなったのは、はじめてです(笑) 数年前、竹中直人さんのライヴをライヴハウス最前列(手をのばせば届く距離)で見た 事があるのですが、変幻自在の歌声、お客様を楽しませる!という火山のような芸人 魂のオーラは凄かった〜♪ このオーラが映画で大爆発! 落武者ゾンビに襲われるということは、村中、あの竹中直人さんの芸人魂にとり憑か れるということ(笑)猛烈にサービスしまくるゾンビ、ゾンビ! 何気に月世界旅行してるゾンビ、ブリッジしてるゾンビもいるよ! ふざまくってんのに個性豊かなとこがすごい! 平家もロメロもビックリ〜 あんな役ができるAKIRAさんはすごい… とにかく笑いたい!って人はぜひどうぞ♪ 山形で観て正解だった(笑)
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|