そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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誰からも 忘れ去られてキセキマチ
いまも キセキがおこるのを待ちわびる 町に残るのは 廃線路 夢が壊れた証拠のように 誰からも 忘れ去られてキセキマチ いまも キセキがおこるのを待ちわびる 町に残るのは 廃線路 夢が壊れきれない 証拠のように 誰もがキセキを 待たなくなった世界で この町にだけ 残っている
人目をひくような事件がテレビ、新聞、雑誌で大々的に報道されるたびに、それらに
触れる事で、視聴率や売り上げに貢献はできるだろうけど、被害者、加害者の心情を どれくらい理解できるのだろう?と首をかしげてしまいたくなる。 そして、必要な報道はうやむやだったりもする。 重力ピエロは、いろいろな「優しさ」に満ちた映画だ。 弟を思いやる兄、兄を必要とする弟。妻をいたわり続ける夫。こども達を見守る父。 子をあやす母親の姿。 そんな「優しさ」に満ちた家庭に、静かに黒い影が宿っている。 被害者がさらに傷つけられた家庭。 言葉に出せない黒い影が宿った人が、苦しみの信号を送った時に 誰を必要としたか? 考えれば考えるほど切ない。 「人は優しい面だけはない」 月並みに物事を解決していく映画だったら、この隠れた面はこんなにも浮かび上がってこないと思う。 たまには狡猾さも必要。 神様だって、黙ってくれると思う。 ついつい同情、応援してしまうところがこの映画のいい意味での「罠」ですね。 観ているあいだ、この家族の境遇が可哀想で、モヤモヤイライラしていたのですが あの展開に、あーーッ!スッキリしたぁ〜!!(^^)! デイジ〜デイジ〜♪と歌うハルは嫌だけれど、あのハルなら2階から落ちてきてもい いかも〜(笑) こんな頼りになる兄がいたらなぁ…自分が長男という事を棚にほうりなげたくなった。。。 加瀬亮さん演じる「泉水」と岡田将生さん演じる「春」の兄弟像 は、実際、弟がいたりすると「こんなんあり?」という気もする けど、お二人の演技、お父さん役の小日向文世さん。お母さん役 の鈴木京香さんの演技、雰囲気、そして演出に「家族っていいな ぁ…」と思ってしまうから不思議。 「泉水」「春」の子供時代にはほろりときてしまいます。 いい子役さんたちだなぁ…。
ひかり石を探しにでかけた 夜に
5人組になった ぼくら はやく もとの4人組にもどりたい 歌う雨も 水たまりの花火も素敵だけれど ぼくらの世界にもどりたい それに ここだとノエルの顔が思いだせない 映画館の暗闇のほうが まだ どんなだったかわかるくらい こんなのってないよ だから ぼくは誰が ふえたか 見つけだすんだ
あさりの味噌汁を食べた夜
料理しそこねた あさりがひとつ ザルのなか ひとつだけ残っていると 食べないで 哀願されているみたいで 自家製の海 瓶のなか ぽちゃん あさりは 何を食べるんだろう?
飾り窓 とても暖かく みえたのに
触ってみたら 氷みたいだ 遠くから みているだけにしておけばよかったんだ そうしたら 幻滅することもなかったのに
となりまちの古本屋 店頭に
そのむかし 近所の古本屋に売り渡した 僕の本 お金ないと 困るんでしょ? 祖母におこづかいをもらうように 買ってもらったっけ どこをどう旅してきたのか すこし ほころびている 売り渡したときと あまり変わらない値段でひきとって また 出会った お祝いに コーヒーを1杯
お元気ですか?
うまく 言葉にできないけれど この世界にすんでいる ひと だれでも 書き表すだけの 日常をもっていない ひとは いないと思う どんな 立場のひとでも なにかに 喜び なにかに 悩みます 日記だからといって 日常を 書き表すこともない あなたが ふだん 何を思い 何を悩んでいるか それを 書き表すだけでも 何かが変わってくるはずです 書き表すことを 急ぐ必要もありません 必要になったら 始めればいいと思います その ときに あなたの 詩が 自然とあらわれるはずです 永遠に手に入らないもの──これが 地球で芸術が存在する 原動力のひとつ いいものを 発見しましたね では また まぁ、気楽にいきましょう♪
麦の穂をたずさえながら 道ゆく こどもたちの予言
予言する こどもたちは 言葉の意味をしらない 銃をたずさえながら 道ゆく おとなたち 予言を聞く おとなたちは 予言の意味をしらないふり なんども なんども くりかえされて また おなじことの くりかえし しかばねだらけで やま できた でも くりかえされるのも これで おわり 草を たずさえながら こどもたちは ひかりのなかへ さようなら さようなら しかばねやまの おとなたち な、何か暗いなぁ…(^^;) 次は明るくいこうと思います。
僕は映画評論家の淀川長治さんの話が大好きなんですが、淀川さ
んの話の中には「映画は人間の教科書」という内容がよくでてき ます。 「チェイサー」は、まさに「人間の教科書」。 ただ犯人を追いつめるだけではなくて、それに関わる検察、警察 の力関係、そこで捜査している人間がどんな地位にいるか、力関 係に対してどのような思いを抱いているか、ほんの数分の人物に まで、細かく演出されていて「この人たちって、ふだんは俳優さ ん」というのを忘れそうになります。 追いつめるジュンホははじめは「金、金、金」の嫌な親父なんだ けど、ある事がきっかけで「ひとらしさ」がでてきます。 そのきっかけが、あの手この手で抑えた演出で描かれています。 他の映画では盛り上げそうな場面をおさえにおさえたり。 それらは、雨や闇に彩どられていてとっても映画的! 犯人役が名演技で怖いです!目の前にこの俳優さんがいたら、怖くて固まりそう(笑) 「ひとらしさ」もでてくるけれど、「ひと、人間ってどんな生物 なんだろう?」善人でも悪人でもない、いろんな「ひとらしさ」が、雨が染み込むようにやってくる。 土砂降りみたいな人間の業。 映画館の椅子に座るときはいつも「ずべら〜」と深く、ほとんど 寝転がり状態になるのですが「業」のすごさに、背筋を伸ばして みてしまいました。 だらしない姿勢だとパイプ椅子とんできそう(笑) 人間の描写力もすごいのですが、この映画で恐怖を倍増させるの は「暗闇」「雨」。 何かこっちまで巻き添えくいそうな、雨のひたひた感。 どこかに犯人がいそうな暗闇感。怖え〜。 この怖さ映画館でないと味わえない怖さです。 見終わったあと映画館の人に「面白かった〜♪」と言ってきまし た。 ※グロいのが苦手な人は覚悟してみたほうがいいかもです…
あの空に てをかざして お祈りすることよりも
荒れた庭の 草をぬくことが 大事 荒れた庭を もとにもどせたら あのときみたいに すっからかんの 家のなかでも ケーキがもどってくるはずさ
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