そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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となりのわんちゃんは怖がりなのかよく吠えます。
遠くで犬がなけば、わんわお〜ん! 子どもが通れば、わんわお〜ん! まぁ、動物は好きなんで気になりません…。 暖かい、というか暑い昼下がり。 僕はお昼ごはんの牛丼のあとに、ふかし芋とバナナを食べていま した。 モソモソしたのを続けて食べたのがまずかった。 喉に詰まってしまいました。 「これぐらい水飲まなくても、大丈夫じゃね?」 と思いつつ。どんどん苦しくなって「うんうん」唸っていたら、 となりのわんちゃんに「わんわお〜ん!」と吠えられてしまいま した。 犬の聴覚はすごいですね〜(笑)。 もしも僕が倒れたら吠えて知らせてくれるかも〜♪
いまでは珍しい名曲喫茶の隣りの花屋さんに
孔雀が迷い込みました 本を閉じたら ジュンイチくんを さそって 今日は花屋さんに孔雀狩りです それはバナナたまごが悩める祝日です 冷蔵庫には ぎっしりお花畑 お花畑で しろい湯気 あれは孔雀の凍える吐息 吐息はチョコレートよりも魅惑的 孔雀を捕まえたらどうしよう? 青空に逃がしてあげよう 僕らが剥製にされるまえに
あいまいな返事は かぼそい腕を振りはらった夜
なじめない金の前髪 瞳がうるんだ (唯一の親友だったのに) 世界がゆがむ かぼそい腕を振りはらったあとに 走り去れ 忘れるために 走り去れ 忘れられるために 泉のなかに生誕する 彼の幻影 何もかも 僕の靴の紐の結び目にまで ケチつけるヤツからも 走り去れ 走り続けてるあいだ 教会の前で 忘れさるなんて できやしないって 気づくんだ
みんなは 飛び込めるのに
僕は発光する遺跡に飛び込めない 僕だけ長靴を忘れてきたから? それとも深いから? みんな飛び込んでいるから 深さなんて関係ないんだ いつもなら真っ先に飛び込むきみが 僕のむかい側で 光でも紡ぐような顔してる 僕はきみにどんなふうに見られてるんだろ? ただの意気地なし?
山形は温泉天国です。
帰省するたびに温泉と蕎麦屋が増えていたりします。 子どもの頃「温泉がでたぞ〜」という報せがはいると飛んでいく 親のおかげでいろんな温泉の記憶があります。 ぼんやりと記憶に残っている温泉、露天風呂はできたてのホヤホヤで工事車輌(?)がある地面にタライやドラム管を置いて入浴 している人々。あれは何処だったんだろう? わりとはっきりしているのは新興住宅地で温泉がでて、側溝に流 れる温泉をせき止めて入浴する人々。 売り出し前らしく、排水がなかったので入れたみたい。 のどかだな〜。。。 ちゃんとした施設の露天風呂もいいけれど、またこんな露天風呂 に入ってみたい…。
何のかけひきもない頃に もどれたらいいのに
畦道をかけぬけた同級生は いまでも ぼくのことを ねむりのどこかで かけひきだらけの ぼくのことをたしなめているみたいだ いつだって バカにしたように ぼくをみていた 誰よりも嫌いだと思っていたけれど 誰よりも思いだす
順繰りに花がひらく大地と違って
ここでは いっせいに花がひらきます 白い雪 黒い土から飛びあがる 色彩のかたちは すべてを消し去るように 甘いかおりで 大地を包みます 甘いかおりに こたえるように 雉が鳴いています ずいぶんまえに 人びとの足跡がつかなくなった 草原で ついばみながら 金色の夕暮れのなかで 人には開くことのできない 扉を開くように 鳴いています
夜空をみあげながら歩いていると 星が歩きだすから
いつまでも 歩いている どうせ 人も車も通ることなんてないから あぶないことなんてない 木の電信柱や蔵の残る道は 自分だけの物と思っていたら 歩く星空のはしっこに インバネスを着たのが 電信柱のした 知らない顔だから隣まちの学校のやつなんだろうな 邪魔されたような 気持ち半分 楽しみをわけたい 気持ち半分 インバネスの 昔の小説にでてきそうな話し方は 歩く星空にぴったりで 自分のかけた骨の部分にも ぴったりな気がした 黒い空が 青くなりだして インバネスの声が聞こえにくくなった 歩く星空 消えていった インバネス 足跡のこして消えていった 僕は名前を聞くのを忘れてた
2回目の春の夜に もえあがっているのが みずあわです
はじかれた たまごのような あまいかおり 空気。 1回目の前にも あまいかおり 空気。のなかで 空をささえる桜のしたで 会っていたね 僕らは違うひとに なった もう 姿 形もちがうけれど ながい前髪に見え隠れする 瞳は期待に満ちた空虚のままだね お願いがあるんだ できることなら 2回目の春の夜だけれど、 1回目のようにふるまってくれるかな?
野良猫のノラさんは歳のせいだろうか、夜中に会うことが少なく
なってきた。 代わりと行っては失礼だけれど、他の野良猫の尻尾つかみ。 大柄な大さんはのっそり動くから尻尾をつかみやすい。 長いこと掴まれるとお気に召さないようで、よその家の門のむこ う側へいってしまった。 逃げるふうでもなく、猫背でじっとこちらを見ているので(猫の この仕草、素敵です)こちらも見ていたら、大さんあくびをひと つ。 僕もつられてあくびをひとつ。 あくびは人間と動物の間でも伝染するとは聞いていましたが、実 際、体験してみると感動。 頑張ったら会話できそうな気がしてきます。 ただ「猫のあくびが人間に伝染」という立場が逆転したようで、複雑な気持ちになります…。
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