そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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黒いてんてんがでて 食べ頃になると
すみに追いやられたり 赤いシールをはられたり はるばる南からきたというのに バナナはそんな 可哀想なヤツなんだ いつもの半分の値段なら いつもの値段で 倍買える できるだけ うちでひきとってあげよう そうして ぼくの部屋にやってきたバナナのやまに つぶやいてみる バナナ〜♪
ぎゅ〜っ
気になる あの子がぼくの 頬をぎゅ〜っ ぼくもお返しに ほっぺをぎゅ〜っ しあわせってのは こういうことさ☆
少年は 走りつづけている
この先 どうなったって かまいやしない 走りつづけることで 透明な…何かになりたくて 空のしたで 走りつづけている
ねがい事は あきらめかけたかけた頃に
ポロリと 何かが おっこちるように かなったりする ねがい事がかなったら 神様に お礼を云うべきだろうか?
ねむりこんだピアノ
店のかたすみ うすくらやみ いままで 誰のことを奏でていたの? 嬉しいことも 悲しいことも 言葉にできない人々のかわりに 奏でつづけた 奏でていた人 奏でてもらった人も とうの昔に消えていった ねむりこんだピアノ また 誰かのことを奏でられる日を待っている
おなじ詩が 2つ書かれて すいません
どうしても月にたどりつけない
太陽が邪魔するからだ やけっぱちで 青空と太陽をまぜてみる それでも 月にたどりつけない たどりつくどころか ぼくたちを乗せた白いロケットは 青空と太陽をまぜた拍子に コナゴナになっていた
どうしても月にたどりつけない
太陽が邪魔するからだ やけっぱちで 青空と太陽をまぜてみる それでも 月にたどりつけない たどりつくどころか ぼくたちを乗せた白いロケットは 青空と太陽をまぜた拍子に コナゴナになっていた
さやえんどうのつたが
ひかりのわだちをなぞった日に 彼は枝づたいに空をとぼうとしていた 実際 彼の身体はいまにも空をとべそうだった 何とか 空のとびかたをみつけようと 彼の腕も ひかりのわだちをなぞっていた
ここにいるのは うそをついたからだとは思わない
うそをつかなくても たいていのウサギは檻の中だ それに うそをつくほうにだって理由がある 云えないけど 守りたいもんがあるんだ 守りとおすために これからだってうそをつくさ でも 毎日 草をもってやってくる あの不思議な瞳をした子のまえでは うそはつかないように 口をつぐむようにしている 何だか 全部みすかされそうだし… もって来てくれた草を だまってかじっているのが いちばんだ
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