そらいろキップ
言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が
すべての、真実。
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世界が いまにも壊れるんじゃないかって気がした
その証拠にジーンズのかかとが ほつれかかっている 友達のことがわからなくなるまえに ぼくはどうしても この世界のことを残しておきたかった 残せる機械… カメラをもって走りだすんだ 光の中へ 友達のことがわからなくなるまえに ただ わらっているところを残したかったんだ はじめて会った時も こんなだったよね 友達のことがわからなくなるまえに 云いたかったんだ ありがとう…って…
桜でも見ようと思って窓をあけました
月に照らされた桜はとてもきれいです でも夜中に窓をあけたのがいけませんでした 桜の花びらにまじって 星がころがり落ちてきたのです いたずら星でした いたずら星は ぼくのパジャマのスソからはいると 身体中くすぐりだしました どうしたらいいのかわからなくて いとこの大樹くんに電話しました 大樹くんは ねむそうな声で そういう時は すなばラクダ…おやすみ… と教えてくれました すなばへ行くと すなばラクダは月をながめていました すなばラクダの口にパジャマのソデを近づけると すうっと いたずら星を吸いだしてくれました おかげでくすぐったいのはおさまりました ぼくはお礼に すなばラクダに チョコレートをあげました
そらいろキップを読んでくださりありがとうございます
本日 書き込むさいに手違いがありました 読みくるしい点があったと思います 失礼しました…
学校の階段下の物置きは昼寝をするのにうってつけ
物置きに気になる落書きがある ぼくと同じ名前の神谷トオルと三好礼という生徒が 待ち合わせの約束をした落書き その時まで あとすこし ぼくと同じ名前の神谷トオルはどんな生徒なんだろう? 夢の中での約束を守るような気持ちで 2人がくるのを待ってみる
学校の階段下の物置きは昼寝をするのにうってつけ
物置きに気になる落書きがある ぼくと同じ名前の神谷トオルと三好礼という生徒が 待ち合わせの約束をした落書き その時まで あとすこし ぼくと同じ名前の神谷トオルはどんな生徒なんだろう? 夢の中での約束を守るような気持ちで 2人がくるのを待ってみる
からっぽだと思っていたリュックサックは
いつの間にか しあわせでたくさんになっていた これ以上 しあわせにならなくてもいいのかもしれない もとの所への帰り方をかんがえてみる
縁あって 土いじりを手伝ってみる
ふだんスーパーや八百屋で手にとっている野菜 春風にゆられている姿 葉に水滴がたまっている姿 ハーブを摘めば香りがひろがること… あたり前のことだけれど ひとつひとつが 太陽のもとに輝いていた
他の人達と 足並みがそろわない人がいるように
他の桜と足並みのそろわない桜もあるみたいだ 他の桜がみどりの葉をつけたころに どこかで ポツンとさいている桜は 桜を見るのに 間に合わなかった人のことをむかえてくれる
この前 おわかれしたばかりの友達とまた会っている
なんだかてれくさくて ジーンズの後ろポケットに指先をいれてみる ちゅうぶらりんな春休み 僕たちは 誰でもなかった てれくささをふりきって 僕たちは小さな映画館に 静かな映画をみにいったんだ
お客さんがすくない時は カウンターのはしっこが勉強机
さとうとミルクなしでは飲めないコーヒーだけど かおりは大好きだった さくらカフェには いろんなお客さん 重そうな本をずっと読んでるおじさんに 原稿用紙とにらめっこしている お姉さん 演劇をやっているおにいさんは 「家に帰ることにしました」ぼくのお母さんに話しだした ぼくだって心配なのに なぜだか さくらの花びら掃除を言いつけられた
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