そらいろキップ

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戦前の少年犯罪   管賀江留郎著  築地書館

少年犯罪は年々減少していて、むしろ昔のほうが凄かったらしいとはよく聞く(読む)けれど、具体的に、昔はどんな少年犯罪があったの?と思ってたんですが、「戦前の少年犯罪」という本に、ものすごい数の事件が紹介されていました。
すごい調査力!一気に読むと気持ち悪くなる…管賀江留郎氏の飄々とした解説が救いですね。
今まで、変てこな映画を見てきて、ちょっとやそっとじゃ、驚かないもんね〜。と思っていても、家庭も学校も戦場、国がやっている戦争と別に、少年が個人的にやっている戦争(?)で家庭も学校も戦場状態にはびっくり!。
子どもがおやつの取り合いで射殺したり、少年が映画館で映画の真似して、拳銃を動かして、前に座っていたお客さんの右腕を撃ってしまったり。

少年犯罪が減少していく現代に産まれてよかった〜とつくづく思いました。
ネットもテレビゲームもなくても、出会い系、心中…といった事件は昔からあって、今より凄かったんですね〜。(^_^;)

本の中で、当時の新聞の記事を読みやすく紹介されています。
ちょっと気になったのが、犯罪の動機、今だと「ゲーム」「ネット」とかいった記号が「探偵小説」になっていました。
「探偵小説のが好きで犯罪に走った」みたいな記事がいくつかありました。
戦前の日本は、いきなり戦争する国になったわけではなくて、いろんな事が少しずつ変わっていって、気づいたら戦争する国になっていたと聞いた事があります。

難しい話をすると、僕はボロがでるからあまりできないけど(苦笑)
探偵小説は一時期、発表禁止になっていました。
国家総動員法が使われたあたりからから、敗戦までだと思う。
間違えてたらすいません。

新聞で「探偵小説を読んで犯罪に…」なんて記事が増えて、探偵小説なんか読んでいるから、犯罪者が増えるんだ。そんな物は規制してしまえ
なんて風潮になって、それが利用されたりして、自由に物が言えない世界になってたりして。。。などと考えてしまいました。

現代は確かにネットがらみの犯罪もあるけれど、いい面もあります。
「戦前の少年犯罪」という本に出会えて、昔の日本はよかった…なんてのが、とんでもない話だって気づかされたりとか。

ネットがらみの犯罪を規制する法律ができていくうちに、昔のような事にならないといいな…。
posted by 永島大輔 20:36comments(0)trackbacks(0)pookmark


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