そらいろキップ

言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が

すべての、真実。




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タルコフスキースキ!

僕が映画を観始めたころにはタルコフスキーは亡くなっていた。
タルコフスキーは1986年12月28日54歳で亡くなっているから、もし健康だったら今でも新作が観れるはずだった。
山形の知り合いはタルコフスキーの話になると(※タルコフスキーは亡命したので)
「タルコフスキーが今、生きていたらロシアに帰れて映画を撮れたかもしれない…」
と自分の身内のように涙ぐみながら話する。
山形でタルコフスキーを全作品観れたのもよかったのかも。
山形で「ノスタルジア」を観た時は、冒頭で劇場内のあちこちで、すすり泣きがおき
て「サクリファイス」のラストでは拍手がおきたりした。

タルコフスキーの映画を初めて観たのは「ノスタルジア」。
よく「タルコフスキーの映画は眠くなる」と言われるけれど、僕はタルコフスキーの映画をどれも3〜4回は観ているけれど(←もちろん映画館で)一度も眠くなったことがなくて映画を観ているうちに、頭がどんどん醒めてていく。
パラジヤーノフの映画を観ていてもどんどん覚醒していく。
何故かハリウッド映画でたまに眠くなります(笑)

初めて観たのは「ノスタルジア」で、それは前世の記憶との対面そのものだった。
水や光を撮るカメラ、長廻しのカメラ。
(このまま、このあたりまで移動してカットが変わったら気持ちいいだろうな〜)と思っていると、願望そのままになっていた。
それまで一度も観たことがなかったのに。

初めて観た頃は、深いところまでわからなかった。
いまでも、どこまでわかっているのか謎だけど。
わからないなりに「アンドレイ・ルブリョフ」を観たあとは腰がぬけてしばらく立ちあがれなくて、「鏡」を観ては悲痛な叫びのような内容に胸がしめつけられた。
「鏡」は真のドキュメンタリー映画だと思う。

「サクリファイス」を観るたびに、もうこの人の新作を観ることができない現実に悲しくなる。
そして、神と対話する人間はどんな待遇をうけるのか。
まざまざと見せつけられた気がした。

単純なやつ…。と思われるかもしれませんが、初めて神様っているんだ…と思ったのがタルコフスキーの映画です。

今年は一度もタルコフスキーの映画を観ずに終わってしまった…。
来年は観れるといいな。。。









posted by 永島大輔 21:35comments(0)trackbacks(0)pookmark





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