そらいろキップ

言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が

すべての、真実。




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ネジ

貨物列車の見送りに出遅れて駅舎の時計がかすんでよくみえないでいると いつか川底よりひきあげてきた 長椅子に横たわる彼が昔の話 僕の寝床に関わる を言い当てはじめたので 消えてしまった時計を後にして 先住民の煙草をくゆらせながら 子供が住む軒下の水たまりへと むかった 

夜空の満月は代わりに とうの昔に忘れられて捨てられた人達で溢れかえっいるのだけれど とうの昔に存在しなかった事になっています


ほら ほら 

ぼくらの行く手を言いあてるように 罪を暴くように 水たまりの子供たちが

耳元で囁くのは彼が右の耳にネジのピアスをしているからです 


真っ黒な軍艦が銀座通りを横切った

お祝いの日に ばあやが夜光石のようにみがいてくれた革靴をはいて 大好きな友達と

屋上のライオンをみに行ってきたんだ


長椅子に横たわる彼が

はいているのは 光る事を忘れた靴なので 大好きな友達という事になる僕は 

ライオンへと続く階段に隠れる化石達の捕まえ方を教えてあげたから


記念に写真屋からくすねてきた銀塩のカメラで写真を撮ったよ


そうだね

20回 太陽が死んだのなら

どのくらい ぼくらが幸せでいられたのか

夜店の灯りを気にしながら聞いてみるつもり 


posted by 永島大輔 21:07comments(0)trackbacks(0)pookmark





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