そらいろキップ

言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が

すべての、真実。




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あいつと僕 幽閉少年

生まれついての幽閉な少年は、天の窓の向こう側のほうが幽閉だと思ってる、あんなヤツのどこがいいんだよ?。
確かに生まれついての幽閉だけれど、例えば、雨垂れに混じって、血まみれチマチマ泡ぶくぶくな人達が、落ちてくるのを眺めているとだね、何故か苦悶の満ち潮で、知らない島で戦争をしようとはりきっていたくせに、自分の子供が吹き飛ばされて大騒ぎの見苦しさったら、血の海の底で銭漁りだよね。

そんな人達に比べてみたら、あの星が瞬く前から、この天の窓に幽閉されてる、おれはなんて、自由なんだろうって。
君たちだって、そう思うだろ?。

僕は、ギクッとしました。
ぼくはこんな理屈をこねるヤツに弱いのです。
何するんだよ?。ぼくが僕を睨むのは、幽閉少年の瞬く星なんかより、ずっと素敵なんだ。
理屈をこねるヤツに弱いなら、強くするために、痛めつけるのさ。
ネェ、こうしていると、敷物になった虎の気持ちがわかるだろ?。
虎というより、小人に磔にされてるみたいで、いい気持ちがしないよ。

しばらく、黙っていなって。
巨人気取りのぼくの頬、簡単には消せないように、虎のひげを描いてやった。

酷い事をするんだね。
酷い事?見てるだけで、僕の事を止めないオマエはどうなんだい?。

僕は、止めて欲しくて、止めて欲しくて、ぼくを痛めつけているんだからな。


posted by 永島大輔 20:43comments(0)trackbacks(0)pookmark





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