そらいろキップ

言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が

すべての、真実。




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からまわり

僕が彼の存在を認めたのは
校庭の隅で
誰にも知られていない ものたちと
口笛混じりに 話す事ができたからで

それは
屋上で踏みつけられる背中の暖かさだった

はやいうちに
何者かになる前に  

僕は破滅するのを望んでいたんだ

その やり方は
口笛混じりに隠されているから

僕は
世界中の人間が 彼の事を
忌み嫌う事を願いだしていた

願い続ける傍らで
眠る彼は いつかは消えてしまうのに

安心しきっているから

僕は天にむかって

嗚咽したくなる

それ すらも

彼の前では からまわり

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