そらいろキップ

言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が

すべての、真実。




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黒髪が濡れた時刻に 懐中時計

懐中時計のゼンマイのくすぐり

くすぐり
太陽の桶に頭を沈めたままの

少年のうなじの
黒髪が濡れた時刻に
いっそう強くなったせいで

床に
ぶらり ぶらりと垂れ下がり

暗闇の遊園地を指し示す

ぼくの歌声なんかで よかったら
切り離された

根っこの棲む
暗闇の遊園地で
もっと

歌ってあげるから

いい加減
桶から
ぼくの頭を 解放してくれないかい?

posted by 永島大輔 20:07comments(0)trackbacks(0)pookmark





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