そらいろキップ

言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が

すべての、真実。




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いるとか、いないとか。

月の夜に歩く路地は
きしんと 軋むラムネ瓶の破片で

鳥籠を真似た 窓ガラスにうつる
青い影は

丘の上で離ればなれになった
あの
ただ ただまぶしい5月だった

騙すように
思いこんだのは

いるとか
いないとか どうでもよいことで

左手にできた火傷と
彼の右手にできた

痣のことばかり考えているうちに

僕は小さな
みずたまりの月を砕いてしまっていた
posted by 永島大輔 20:04comments(0)trackbacks(0)pookmark





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