そらいろキップ

言葉や国は関係なしに
汽車に乗り 眠り続ける少年の知らない
記憶の底の底の世界樹が

すべての、真実。




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少年は残酷な弓を射る リン・ラムジー監督

待ちに待った『少年は残酷な弓を射る』は今年最高のラブストーリーだったー!。
今年のベストワンはこれに決定ッ!!!拍手。パチパチ。
ラブストーリーといってもリリアナ・カヴアニー監督『愛の嵐』路線の虐げる者と虐げれる者が共依存して、どうにもこうにも逃れられない愛の嵐。

何がすごいって、母親と息子のバトル。これが幼児期から始まるんですが、ちょっと待て、そんな小さな子に演技ができるのか?。
一体、どんな演出したら、こんな表情を引き出せるのか?。
これ観たら、他の子どもが出る映画が霞んで見えるかも。
幼児期のバトルもすごいんだけど、少年になってからは、鬼気迫るものがあって、ゾクゾク。このゾクゾク感、そして、この色気はヘルムート・バーガーを思い起こさせます。

映画のつくり。構造が素敵です。
人って何か辛い事があると、犯人探しでもするように、ある場面を繰返し思い出す事
があると思うんですが、映画のつくりがそれになっていて、恐れ、誹謗中傷、神々しさまでの母親の心の軌跡を、綿密に描いていきます。
母親の心の軌跡を見てると、つくづく、真実だと思っている事。その中身は、『誰かの目を通して、感情をつけ加えた、現実の断片の断片の、また、断片』でしかないように思えます。
母親の主観がどこまで、正しいのかさえも危うい。
法に任せる事になってはいても、執拗に嫌がらせはくるし、結婚=幸せにならない。
あたり前とされる世界は、ひとたび何か起きると、あっという間に崩れさる、もろい幻想の世界なんじゃないの?と問いかけてくるよです。


日常生活の中の、何気ない仕草が性的に誇張されたり、恐怖を連想させたりするんだけど、その映像と役者の演技と、ドンピシャなタイミングではいる音楽。
映像の微妙なかすれ具合、あの繊細な音のいれ方は、やっぱり映画館じゃないと半減しちゃうだろうな…。


posted by 永島大輔 00:27comments(1)trackbacks(0)pookmark





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この記事に対するコメント











幼児期のバトル、興味深いですね。
ケノン | 2012/09/05 8:26 PM


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